冷え性と体の影響
女性は男性に比べて冷え性の人が多いと言われていますが、
女性は一生を通して体の不調を感じることも少なくはないようです。
女性の体は、初潮から更年期に至るまで子宮や女性ホルモンの影響が大きく関わっていると思われます。
女性のみなさんは子どもの頃、素足でいるとお婆ちゃんやお母さんに
「靴下を履きなさい、女の子は足を冷やしてはいけません!」などと怒られた経験はありませんか?
お婆ちゃんやお母さんは身を持って経験していたのですね。
女性は、特に足を冷やしてはいけないと娘に伝えたかったのです。
この記事では女性の足の冷えが、心と体にどのような影響を与えるのか考えてみました。
「頭寒足熱」の意味
みなさんは、「頭寒足熱」という言葉を知っていますか?
これは、読んで字のごとく頭がある上半身は涼しく、足がある下半身は温めるという意味になります。
この「頭寒足熱」にすることで病気になりにくく、
健康に良いということになるようですが具体的にはどういうことなのでしょうか。
たとえば、冬の寒い日の外出は全身を厚着にしてしまいがちです。
ところが、建物内に入ると暑くなってしまい汗をかき、
反対に冷えてしまったという経験をされた人もいるのではないでしょうか。
それを防いでくれるのが「頭寒足熱」の考え方です。
寒い日の外出でも上半身は涼しめに、下半身は温かくするというバランスの服装をすることで
血液循環が良くなり体全体が温まりやすくなります。
健康に良いという「頭寒足熱」は冷え性の女性にも効果が期待できそうです。
冷えの原因
ここで1度、冷えの原因を見ていきたいと思います。
➀ 体内で熱が作れない
人は何もしなくても生命活動を維持するために、
生体で自動的に行われている活動で必要なエネルギーがあり、それを基礎代謝といいます。
この基礎代謝は1日のエネルギー消費の60~70%を占めています。
体内でエネルギーが作られる際には熱を生み出すのですが、
基礎代謝が低い人は熱を生み出しにくく冷える原因にもなってしまいます。
その基礎代謝を上げるために必要なことが筋肉量を増やすことです。
筋肉量が増えることによって、基礎代謝も上がり体温維持につながります。
➁ 自律神経の乱れ
自立神経とは、全身に巡らされている神経で、
自分の意思とは無関係に外部環境の変化に応じて体内環境を調整する神経です。
自立神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経は人が活動している覚醒時、運動中、緊張や不安、怒りや恐怖などのストレスを感じた時に働きます。
副交感神経は食事中、睡眠中など体がリラックスしている休息時に働きます。
このように、交感神経と副交感神経は相反する働きをします。
この2つの神経はシーソーのような関係で、どちらかが優位になるとどちらかが休息するといったバランスが大事です。
人間の体温調節は、自律神経によって行われています。
暑いと感じると血管が拡張されて体から熱が放出され、
寒いと感じると血管が収縮され熱を逃がさないようになっています。
睡眠不足や疲労、過度なストレスなどを受けると自立神経が乱れてしまい、
手足の血流が抑制され冷えの原因になってしまいます。
日頃から、規則正しい生活を心がけることが自律神経のバランスを崩さないポイントになりますね。
ここでは、大きく2つに分けましたが、他にも女性ホルモンの関係や疾患によるものなど様々な原因があります。
部位によって違う足の冷え
女性の冷えでも特に足の冷えを訴える人は多くいます。
夏の暑い日でも足だけは冷えを感じて靴下を履いたり、
暖かい部屋なのに寝る時は足が冷たくて靴下を履いて寝るという人はたくさんいると思います。
子どもの頃はあまり感じなかった足の冷えですが、
大人になると常に足の冷えに悩まされている女性が多いということですね。
お婆ちゃんやお母さんは足を冷やしてはいけないと言っていましたが、
一口に足と言っても色々な部位があり、意外なことに「ふくらはぎ」にも重要な働きがあるようです。
ふくらはぎは、歩き過ぎた時や運動の後はよく揉んだりしますが、
冷やしてはいけないなんて、あまり聞いたことはありません。
それぐらい、ふくらはぎは冷えを感じない部位でもあるわけですが、
逆に考えると冷えていることに気が付かない部位でもあります。
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