冷え性と体の影響③
足の冷えの改善
それでは、このような病気を引き起こしてしまう足の冷えはどうしたら改善できるのでしょうか。
一言で言ってしまえば「体を温めること」これに尽きます。
その、体を温めることを先ほどの「頭寒足熱」に重点を置いておススメしたいと思います。
・半身浴
冷えの改善には半身浴がおススメです。
38~40℃ぐらいのぬるめのお湯に、みぞおちのところまで浸かるようにします。
38~40℃というのは、微妙に違いがあるようで、温度によって湯冷めするまでの時間が違うようです。
38℃の場合は20分後、39℃は25分後、40℃では50分後というデータもあるようなので、
あなたのライフスタイル、寝る時間に合わせた温度で入浴しましょう。
また、冬の半身浴は上半身が冷えてしまうこともあるので首回りまでの蓋を閉めたり、
タオルを肩に掛けておくと安心ですね。入っている時間は10~15分ぐらい、
自分で気持ちがいいなと思うことが大事なポイントですね。
・運動をする
熱を作り出すためには基礎代謝を高めることが必要です。その効果を上げるのが筋肉量を増やすことになります。
一般的に女性は筋肉量が少ないため冷え性の人が多いということです。
そして、下半身、足の冷えから子宮などの女性特有の病気を引き起こすこともあります。
それを防いでくれるのは足の運動です。
足の運動をして筋肉量を増やせば血流は促進され、体温も上昇します。
筋肉量を増やすには特別ハードな運動をする必要はありません。
そこでおススメな運動が誰でも手軽にできるウォーキングです。
人間の筋肉の70%は下半身に集中しています。
その下半身の筋肉は歩くことで鍛えられ基礎代謝も徐々に上がり、全身の血流も促進されるようになります。
また、下半身に溜まっていた血液は心臓に勢いよく戻ることができるのでむくみの改善にもなります。
他にも簡単にできる運動として、かかとの上げ下げをするだけでも血流改善の効果があります。
一気に何度も行うのではなくて、1日に数回に分けて行うようにしましょう。
・冷えとり靴下やレッグウォーマーを履く
下半身の冷えがひどい人は、とにかく足を冷やさない工夫が必要です。
そのためには、靴下やレッグウォーマーなどを履くということが望ましいですね。
血液の温度は心臓のところで40~42度ありますが、足先まで来ると26~32度まで下がってしまうそうです。
冷え性の人になると22度程まで下がる場合もあります。
それでは、足先が冷たいはずです。
そこでおススメしたいのが、5本指の靴下です。
寝る時も足が冷たくて靴下を履いて寝ることもあると思いますが、普通の靴下では蒸れてしまい汗をかき、
その汗でまた冷えるということがあります。
5本指靴下なら蒸れる心配も少ないので朝までぐっすり、睡眠不足も解消できます。
5本指靴下の薄いものを何枚か重ね履きすることで、さらに効果はアップします。
そして、ふくらはぎを温めるのはレッグウォーマーが最適です。
また、スカートを履く際に脚全体を温めてくれるレギンスを履くのもおしゃれな冷えとりです。
以上、足の冷えのお話をしてきましたが、足・下半身の冷えが改善されれば、
ほぼ全身の冷えも改善されるのではないでしょうか。
冷えの原因は様々ありますが、大きな原因は血液の巡りが悪いことです。
冷え性の対策として、ただむやみに温めることではなく冷えの根本を改善しなくてはなりません。
それが、今日お話した「頭寒足熱」になります。
上半身は涼しくして、下半身は温めるということです。
お婆ちゃんやお母さんが「靴下を履きなさい、女の子は足を冷やしてはいけません!」
と言っていたのは娘への思いやりの言葉だったのですね。
足・下半身の冷えが改善できれば、女性特有の体の不調も少しずつ軽減できるのではないでしょうか。
さらには、気持ちも明るくなり心の冷えも改善され、日常がさらに楽しいものへと変わってきます。
冷えの改善で生き方まで変えることができるなんて素晴らしいことではありませんか?
まずは、あなたにできることからチャレンジしてみましょう。
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