肌のハリを取り戻すために①
肌のハリがなくなる原因は“表皮の下”
しわが目立ち始めたり、フェイスラインがぼんやりしてきたときにまず気にするのは、目に見える“表皮”です。
しかし、表皮よりもっと気にすべきなのは、
表皮の下にある「真皮」「皮下組織」「表情筋」だとご存知でしょうか?
肌は、上から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造で出来ています。
さらにその下に「筋肉」があり、それらが複雑に絡み合って肌のハリを生み出しているのです。
私たちが触れることできる表皮の厚さはわずか0.2㎜なのに対して、真皮は肌の90%を占める1.8㎜もあります。
表皮よりも真皮を気にすべきだといった理由はここにあります。
それでは、肌のハリに大きく関係する「表皮」「真皮」「皮下組織」「表情筋」のそれぞれの役割を見ていきましょう。
ターンオーバーを繰り返す「表皮」
表皮は、主に肌のターンオーバーとバリア機能の役割を担っています。
ターンオーバーは、簡単に言えば新陳代謝、つまり肌の生まれ変わりのことです。
表皮はターンオーバーを繰り返し、紫外線や刺激から真皮を守っています。
線維芽細胞のある「真皮」
先ほど、肌のハリには表皮よりも真皮に注目すべきだと説明したのは、
真皮の中には“線維芽細胞”と呼ばれる肌のハリや弾力に重要な働きをする細胞があるためです。
線維芽細胞とは、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンを作り出すとても大事な細胞のことです。
しかし、この線維芽細胞は紫外線や加齢によって働きを低下させてしまうのです。
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンは肌のハリの源になる成分となる為、
これらの成分を作り出すことが難しくなってくると、たるみや小じわが現れてしまいます。
その為日々のケアが大切です。
栄養分と老廃物の受け渡し「皮下組織」
皮下組織のほとんどは皮下脂肪で、
外部からの刺激を和らげるクッションの役割とともに、保温機能も担っています。
また、栄養分と老廃物の受け渡しを行うのも皮下組織の大事な役割となります。
30種類以上ある「表情筋」
一口に表情筋と言っても、それには30種類以上あることをご存知でしょうか?
この30種類以上の表情筋が絡み合って豊かな表情を作り出しており、
肌のハリには、表情筋の衰えも関係しているのです。
肌のハリがなくなる原因は、
「表皮」「真皮」「皮下組織」「表情筋」の4つが紫外線や刺激などのダメージ、
もしくは加齢によって衰えることで起きてしまうのです。
肌のハリを戻す方法がある!
それでは、紫外線や刺激などのダメージを受けたり、
加齢によって衰えたりした肌のハリを戻すことは不可能なのでしょうか?
実は、肌のハリは日々の努力で少しずつ、かつ確実に戻すことができるのです。
ここからは、肌のハリを取り戻すための方法・対策をご紹介します。
ぜひ、ご自身に合った方法を見つけてみてください。
まずは保湿!「乾燥対策」
肌の乾燥は、ハリを失う大きな原因となります。
なぜなら、乾燥肌は表皮のバリア機能を低下させ、真皮まで悪影響を及ぼすためです。
肌のハリが気になり始めたら、化粧水と乳液で終わらせるのではなく、
美容成分の入ったシートマスクなどを活用して保湿ケアを心がけるようにしましょう。
そのほかにも、クレンジングをオイルではなくクリームにしたり、
洗顔の回数を減らしたり、乾燥対策は入念に行ってくださいね。
質の良い「睡眠」をとる
睡眠不足は美容の大敵です!
忙しくても、質の良い睡眠をとることがアンチエイジングの第一歩となります。
肌のことを考えるなら、できるだけ0:00までには寝るようにすると良いでしょう。
次回、紫外線対策やアンチエイジングクリームの使用などについて詳しくご紹介致します!
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